• 地域おこし協力隊

上北山村教育委員会 Kamikitayama Village Board of Education

少子高齢化が加速している本村ですが、自然豊かで、すばらしい山、川、歴史の中で生活しています。幼児・児童・生徒から高齢者にいたるまで、心豊かで優しく、温もりのある村です。近年の幼児・児童・生徒の減少を踏まえ、より良い教育環境を求めて、26年度より保・小中一体型の一貫教育がスタートしました。教育は次代の担い手を育み、学校・家庭・地域の協働の営みとして捉え、学校運営協議会を中心に、村民と連携しながら常に新しい教育の創造に努めます。

上北山村教育委員会 〒639-3701
奈良県吉野郡上北山村大字河合107
電話: 07468-2-0066
FAX: 07468-2-0360
※入学や転学など、その他ご相談については、こちらへご連絡ください。
やまゆり学園 上北山村立上北山やまゆり学園
〒639-3701
奈良県吉野郡上北山村大字河合564-2
小学校(電話): 07468-2-0035
中学校(電話): 07468-2-0027
ホームページ: http://web1.kcn.jp/kamikitayamayuri/
上北山村立やまゆり保育園
保育園: 07468-2-0230

上北山村教育委員会事業計画

教育委員会の基本方針

  • 子どもの発育・発達の連続性を重視した保・小中一貫教育を推進し園・学校の魅力を引き出す取組を推進する。
  • 地域社会が園・学校を支える仕組みを再生し、教育責任を共有しながら、心身ともに健全な次代の担い手を育てる村民意識を醸成する。
  • 保育士・教職員の資質向上のためのシステムを構築し、子どもの学力(能力)や体力を伸長する取組を充実、強化する。

教育の特色

学校教育の特色としては、「教育は次代の担い手を育む学校・家庭・地域の協働の営み」として捉え、学校運営協議会を中心にコミュニティ・スクールを推進し、常に新しい教育の創造に努める。

~住民と一緒に活動し、お互いの顔が見える「きずな教育」の創造~

学校教育の目標

生きる力と豊かな心を育み、郷土への誇りを持ち、世界に羽ばたく人間へと成長できるよう、国際化学習をはじめ、ホームステイなど村の教育と連動した教育を推進する。

また、子ども同士、大人同士、子どもと大人、それぞれがお互いから学ぼうとする「共に学び合い、共に育ち合う」園・学校教育を目指す。

めざす児童・生徒象(かみきた)

≪知≫(かんがえる子) ・・・ 自ら学び、自ら考える力を持つ
≪徳≫(みんなを思う子) ・・・ 豊かな感性と道徳的な実践力を持つ
≪体≫(きたえる子) ・・・ たくましく生きぬく心と体を持つ

めざす学校像

  • ・個に応じた指導を通して、基礎学力の定着と活用力を育てる学校
  • ・規範意識を育てるとともに、人権を大切にする学校
  • ・創造性と主体性に満ちあふれた学校
  • ・基本的な生活習慣や望ましい生活態度が身につく学校
  • ・安全安心で、美しく豊かな環境に包まれた学校
  • ・保護者、地域に開かれ、信頼される響き合う学校

めざす教師像

  • ・確かな学力を身につけるための授業力、指導力の向上に努める教師
  • ・児童生徒一人一人の個性を引き出し育てる教師
  • ・やさしさと厳しさを合わせ持ち、児童生徒とともに歩む教師
  • ・児童生徒、保護者、同僚から信頼され尊敬される教師

学校教育の重点とプログラム

重点 プログラム
1. 遊び力、授業力を高める
「楽しい遊び」「わかる遊び」を創造うるための、保育士・教師の保育、授業力向上を目指すシステムを構築するとともに、子どもの確かな学力や多様な能力を伸ばす教育を推進する。
学力(能力)・体力向上
  • ・就学前教育「遊び」の充実
  • ・学力・体力調査結果の活用
  • ・保育・学習評価方法の改善
  • ・個人カルテの活用
  • ・研究指定校・保育・授業公開の推進
2. 教師力を高める
教えるプロとしての指導力向上のための研修に努め、自信と誇りに満ちた保育士・教職員を目指す。
保育士・教職員プライドアップ
  • ・子どもの目線に立った人権教育の構築
  • ・地域との関わりによる人間力の向上
  • ・未来を変える「アクティブ・ラーニング」の研修
3. 連携力を高める
心身の発達の連続性を重視し、園、各学校間における段差軽減のための指導方法の研究と具体的システムを構築する。
園・校種間連携強化
  • ・保・小中学校教員の積極的な交流
  • ・日常的、非日常的な活動の積極的交流
  • ・子どもの発達段階を意識した教育の展開
4. 園・学校力を高める
魅力ある保育・教育活動を展開し、園・学校が子どもにとって「心の居場所」であり、人生における「心のふるさと」として、機能するよう再点検し、園・学校改革を推進する。
園・学校魅力アップ
  • ・「顔」の見える園・学校づくりの推進
  • ・「心のふるさと」づくりの推進
  • ・園・学校評価システム「PDCA」サイクルの機能化
5. 地域力を高める
行政、園・学校、家庭、地域が協働し、責任を共有しながら、より積極的に園・学校の教育を支援する仕組みを構築する。
「コミュニティ・スクールの推進」
園・学校サポート
  • ・園・学校運営協議会を核とした園・学校の活性化
  • ・地域と園・学校連携強化
  • ・園・学校と放課後活動との連携
6. 人間力を高める
子どもを「村の宝」とし、心身とも健全で「次代の担い手」を育てる観点を明確にした地域ぐるみによる保育・教育を推進する。
次世代村民教育
  • ・生き方を追求する教育の推進
  • ・心身ともに健康的で活力ある生活の主体的獲得(すこやか推進委員会)
  • ・現代課題に直視した保育・学校・学級懇談会の開催

各教育分野に於ける重点とプログラム

教育分野 重点 プログラム
1. 放課後活動
  • ・子ども課題であるコミュニケーション能力の向上を目指す活動支援
  • ・中学生や近隣との交流や創造性が膨らむ活動支援
  • ・村民や若者とのふれ合いを通した日常活動の推進(子ども広場や遊具の開発)
  • ・下北山村「寺子屋教室」での交流
  • ・若者リーダーとのキャンプ「森の学校」
2. 生涯学習・スポーツ
  • ・生涯学習拠点の開発
  • ・事業開発のための人材確保
  • ・生き甲斐を感じる生涯学習・スポーツの推進
  • ・住民参画型の文化・スポーツ活動の推進と地域コミュニケーションの構築
  • ・小学校跡地の活用と山村留学生の受入
  • ・社会教育主事の養成
  • ・地域課題や住民のニーズに応える生き甲斐講座「学び」、「交流会」の展開
  • ・文化展・村民運動会、ラジオ体操等住民や若者、女性が繋がる活動プログラムの開発
  • ・高齢熟練者の力を生かした事業の開発
  • ・グループ、サークルの創出(総合型スポーツクラブの創設)
3. 人権教育
  • ・人権が尊重され、支え合い繋がり合う人権文化の構築
  • ・障がいを理由とする差別の解消の推進
  • ・人権文化を育み村の活性化につながる講演会、懇談会、研修会の開催
4. 文化財
  • ・地域資源・文化財を活用し、地域に誇りと愛着を感じる村づくりと新しい文化の創造
  • ・山の文化、歴史を掘り起こし「村の誇り」の再生
  • ・学校と連携した文化の伝承「神楽」「弓矢祭」」等

事業の詳しい情報はこちら

・保・小中一貫構想図:PDF形式