移住・定住体験者
2017年08月07日
自然の多い所に住みたくて。
と、西岡資裕さんが、移住を決めたきっかけを話してくださいました。
平成28年3月に東京から上北山村へ引っ越してこられた、資裕さん(33)。
上北山村の第一印象と、今の印象を伺ったところ、資裕さんの第一印象は「とにかく星がきれい」、
今の印象も「しばらく住んでいても、やはり星がきれいなことに感動します」とのこと。
奥さんの由嘉さん(33)は、第一印象が「人が少なく、山深いところ」
そして今の印象は「関わってくれる人が多い」と言っていました。
上北山村に住んでいて不便に思うことを伺うと、
資裕さんがいうには、「買い物で買い忘れがあると、スーパーまで行くのに1時間30分ほどはかかるのでまた買いに行くのが大変です。」とのことでした。
「病院は行きたいときに開いてないことがあります。」と言っていました。
上北山村は雨がたくさん降るので時々雨量規制になり、
国道が通行止めになると不便だそうです。
印象に残ったエピソードについて伺うと、
資裕さんは、「水や星がきれい。」
由嘉さんは「上北に来たばかりの時は近所の人と話すことが出来ず寂しかった」と、言っていました。
寂しかったけれど、1カ月ほどたったとき近所の人が「学校でバレーしてるから来ない?」と誘ってくれ、
そこから近所の人と話すことが多くなったそうです。
「休日は何をして過ごしているか」について伺ったところ、
2人で買い物へ行ったり、ゆっくり体を休めているそうです。
元気なときは誰も泳いでいない山奥の川に行って遊んだり、月に2.3回バレーボールやフットサルをしたりして体を動かしているそうです。
時間がある時は、2人でお互いの実家に行ったり、カフェに行ったりもするそうです。
資裕さんは、自宅の近くにある、ホタルが見える「ほたる橋」と
西原地区が一望できる「展望スポット」と
世界遺産大峯奥駆道を一望できる林道とち谷線の「あずまや」がお気に入りだそうです。
特に「あずまや」がお気に入りで、「あずまや」から見える星空はとてもきれいで、
家からも近くて行きやすいと資裕さんがいっていました。
もし子供が出来たら上北山村の学校に通わせたいと言ってくださいました。
*家族構成
西岡 資裕さん(33) 出身地 和歌山県
由嘉さん(33) 出身地 愛知県
この記事は、上北山村役場へ職業体験で来てくれた上北山中学2年生 福西崇文くんが書いてくれました。
■福西くんの取材しての感想
上北山村に移住してきた人の話を聞くことが今までにないことだったので、
自分が地元に対して感じることと違う感じ方を聞けたので良かったです。
村に西岡ご夫妻のような人たちが上北山村に移住してきてほしいです。